No.08 ホット・ファズ スーパーポリスメン!

今回は”ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!”をレビューします!

 

熱烈なラブコール、署名運動により2008年に日本公開が決まった本作。当時尽力された方々には感謝しか有りません。

 

主演に”サイモン・ペグ”

サイモン・ペグは、あのトムクルーズ主演の”ミッションインポッシブル”、そしてクリス・パイン主演の”新スタートレック”シリーズにレギュラー出演していることで有名です。

 

”ミッションインポッシブル”ではメンバーのムードメイカーで自他ともに認めるヒロイン枠 ベンジー役を。

”スタートレック”ではエンタープライズ号の機関主任でコミカル担当 チャーリー(スコッティ)役を演じています。

 

 

あらすじ

ホットファズはまさにブリティッシュ・コメディ


ロンドンの首都警察に勤めるニコラス・エンジェルは、大学を首席卒業、警察学校でもトップの成績を残し、検挙率もトップで幾度もの表彰を受けた頭脳明晰スポーツ万能なエリート警察官。ところが彼はその余りの有能さゆえに上司や同僚から迷惑がられ、田舎町サンドフォードに左遷させられてしまう。

ほとんど犯罪など起こらないサンドフォードでニコラスを待っていたのは、呑気でいいかげんな仲間たちと共に退屈な仕事に従事するばかりの日々。首都警察の頃と同じ調子で四角四面に働く彼は周囲と馴染めず、ここでも浮いた存在になっていく。しかしひとつの事故をきっかけに、ニコラスはこの一見平穏な村に潜む何かに気づきはじめる…

テンポのよいブラックジョークが爽快!


”有能すぎるから”左遷させるエンジェル。上司にその不当性を訴えるとその上がでてきて、さらにその上もでてきてしまう。こんなのは不当だ!私には仲間がいる!こんなことは許されないぞ!と上司の部屋をでると同僚がすでに送別会の準備をしている。までのテンポの良さで冒頭から映画にぐっと引き込まれます。

 

そしていたるところにちりばめられた伏線。これがわざとらしいくらいどんどん回収されていくのは痛快です。

 

ゆったりと進む前半、ジェットコースターの後半


田舎の街に左遷されたエンジェルの仕事は迷子のアヒルの捜索とかそういうものなんですが、どんどんその街の奇妙さが浮き彫りになって行きます。それでもエンジェルののんびり(?)警察ライフをかなり長い時間みせられるので、ほんとうになにかおこるのか?ここは普通の街じゃないか?という気持ちにさせられます。そこから後半はジェットコースター!皮肉交じりのギャグとバイオレンスと名だたる映画のパロディがてんこもりで面白い!ぜひ前半であきらめずにすべてみてほしいです

 

キュートなサイモン・ペグのかっこいいところがたくさんみれる!


サイモンペグといえば少しお調子者だったりうっかり抜けていたりギークだったりナードだったりとにかく三枚目役の多い役者です。実際身長もそこまで高くないですし筋骨隆々というわけでもない。むしろ笑った顔はチャーミングだしバラエティ出身だけ会ってコミカルな人なんですが、ホットファズではエリート警察官という設定で普段と違うペグをみれます。バッチリアクションをこなすペグ!ハードボイルドでシブいペグ!(でもどこかコミカルさがあるのは本人の雰囲気かもしれません)

名コンビ!ニック・フロストとの共演!


映「宇宙人ポール」や「ショーンオブザデット」をご存知ですか?独特のエッセンスが効いていてファンも多い映画弟子が、ホットファズはこれらの作品でバディを組んでるサイモン・ペグとニック・フロストの作品でもあります。ニック・フロストは小太りの「うどの大木」のような外見で決してハンサムとか、スマートとか、そういうわけでありません。でも憎むことのできないそのキャラクターに一瞬でファンになってしまいます。二人の息のあったキレキレの演技はその掛け合いだけでとても面白いです。

あの人まで!?ゲスト出演からカメオ出演まで面白い


この監督の作品、エドガー・ライト。あれ?この監督、近年映画ファンの中で話題になった「ベイビードライバー」やマーベル映画「アントマン」の製作総指揮をやっています。エドガーライトはイギリス人。そしてマーティンフリーマンとも仲良しなので、このホットファズにもマーティンがゲスト出演しています。「ショーンオブザデット」にもじつはゲスト出演しているんですが気がついた方いますか?

そしてカメオ出演しているのがあの大女優ケイト・ブランシェット!

ケイトといえばロードオブザリングで美しいエルフの女王を演じ、オーシャンズ8でルーを演じていたあのケイトです!そしてベンジャミン・バトン 数奇な人生にも出演しています。出演は目だけなんですが、監督の悪戯心であの大女優が目だけの出演、しかもクレジットにものっていないという提案にケイトが喜んで賛成してくれたため出演にいたったそうです。初めての試写で何人かの批評家がケイトにきがつき(目だけなのに!)その噂はあっという間にひろがったそうです

 

だまされたと思って観て!


普段映画を見ない方からしたらそんなマニアックな映画…とおもうかもしれません。でも是非観てみてほしい。できれば「宇宙人ポール」や「ショーンオブザデット」もみてほしい。ただ一点、グロ耐性の無い方にはお勧めできないかも…予算をたくさん使った超大作じゃなくても、映画ってこんなに面白い!と思わせてくれる一本であることは保証します!

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